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<一筆>はじめての水俣 [奥田直美 「カライモブックス」経営]
熊本日日新聞
石牟礼文学に出会ったのは18歳、1997年のことだったが、石牟礼さんの言葉と現実世界との行き来はたやすくない。とても一気には読めないので、少しずつ何年もかけて読み進めた。その後夫となる人に出会って、「苦海浄土」(講談社文庫)を薦めると、彼...
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