国の特別天然記念物「相良のアイラトビカズラ」見頃 熊本・山鹿市菊鹿町の自生地 

熊本日日新聞 2024年4月21日 20:30
ブドウの房のような紅紫色の花を咲かせた「相良のアイラトビカズラ」=20日、山鹿市
ブドウの房のような紅紫色の花を咲かせた「相良のアイラトビカズラ」=20日、山鹿市

 国の特別天然記念物「相良[あいら]のアイラトビカズラ」が熊本県の山鹿市菊鹿町相良の自生地で見頃を迎えた。ブドウの房のように連なった紅紫色の花が、訪れる人の目を楽しませている。

 推定樹齢は千年。源平合戦の頃、近くの相良寺が焼き打ちに遭った際、本尊の千手観音が飛び移って難を逃れたという言い伝えが名前の由来とされる。

 昨年も訪れたという山鹿市鹿本町の自営業の男性は「今年はタイミングよく、多くの花に出合えて良い一日になった」と喜んだ。自生地で観察を続ける市文化財保護委員長の竹下輝幸さん(77)によると、今年は開花が早かったが、大型連休ごろまでは楽しめるという。市文化課☎0968(43)1651。(本田清悟)

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