山都町「通潤山荘」が民営化で再開 地元住民ら早速、温泉利用

熊本日日新聞 2024年4月29日 19:25
温泉などの営業を再開した通潤山荘=29日、山都町
温泉などの営業を再開した通潤山荘=29日、山都町
温泉などの営業を再開した通潤山荘。エントランスホール裏には、広々としたロビーを設けた=29日、山都町
温泉などの営業を再開した通潤山荘。エントランスホール裏には、広々としたロビーを設けた=29日、山都町

 昨年3月から休業していた山都町の旧国民宿舎「通潤山荘」が29日、温泉と宿泊、レストランの営業を再開した。午後1時にオープンすると、地元住民らが早速入浴に訪れた。

 施設は1972年に開業し、2002年から町などが出資する第三セクター「虹の通潤館」が運営していたが、経営悪化のために昨年3月に営業を停止。町は民営化を決めた。

 昨年10月、町内で道の駅そよ風パークを指定管理する「エネルギープロダクト(東京)」が10年間の宿泊・温泉施設運営などを条件に土地と建物を取得。設備の点検や更新、従業員の採用など再開準備を進めていた。

 同社によると、温泉は一部補修し、部屋数は36室のまま。新しいレストランでは、米など町内産を中心に有機食材を使用した料理を提供する。宴会場、新設したフィットネスジムは5月中旬の稼働を目指す。

 この日は神事もあり、同社の丸山一孝代表取締役ら約20人が業務の安全などを願った。

 日帰り入浴は当面、午前10時~午後8時で受け付ける。宿泊者以外のレストランの利用は午前11時~午後2時。☎0967(72)9999。(枝村美咲)

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