米、大麻を乱用低リスクに分類へ 規制緩和「歴史的な転換」
【ワシントン共同】米司法省は4月30日、連邦レベルで大麻の規制を緩和するようバイデン政権に提言した。米主要メディアが報じた。司法省傘下の麻薬取締局(DEA)は、乱用リスクがより低い薬物に大麻を分類する方針。バイデン大統領も規制緩和に前向きで、米メディアは「歴史的な転換」になると指摘した。
11月の大統領選に向け、バイデン氏は若年層の支持拡大につなげることを狙う。20年の前回大統領選では、大麻の使用を犯罪と見なさないと訴えていた。
連邦法は大麻をヘロインや合成麻薬LSDと同じ「1類」としている。厚生省は昨年8月、DEAに対し、大麻を解熱鎮痛剤などと同じ「3類」にするよう提言していた。
RECOMMEND
あなたにおすすめPICK UP
注目コンテンツNEWS LIST
全国のニュース 「医療」記事一覧-
高齢者施設の服薬、昼1回に 学会提言、負担軽減に期待
共同通信 -
対策急務の耐性菌、15種を公表 WHO、研究開発促進
共同通信 -
救急搬送時に受診歴照会 マイナ保険証、3消防で実証事業
共同通信 -
平均寿命50年に4・5年の延び 世界予測、健康寿命は2・6年
共同通信 -
創薬力強化、ドラッグロス解消へ 政府が戦略目標案、希少疾患に光
共同通信 -
人工呼吸器、アラームなしで停止 自主回収、健康被害なし
共同通信 -
腎がん患者7割に日本人特有変異 未知の発がん要因の存在示唆
共同通信 -
介護保険料、平均月額6225円 サービス利用増で最高更新
共同通信 -
独居高齢者6万8千人死亡 自宅で年間、警察庁推計
共同通信 -
塩野義製薬、過去最高の売上高 ゾコーバ減も4350億円
共同通信