屋久杉の樹上に多様な生物 地表と異なる種類すみ着く
鹿児島県・屋久島にある樹齢千年を超える屋久杉の樹上には、枝や幹の分かれ目に積もった落ち葉などが分解されてできた土壌があり、根元付近とは異なる種類の多様な生物がすみ着いていることが分かったと、筑波大や神戸大のチームが4日までに発表した。
チームは、2021年と22年、屋久島の南東部で、樹齢千年超の屋久杉5本と、300年程度の比較的若い4本を調査。
千年超の屋久杉からは1本当たり、生物分類上の「科」レベルで28種類の生物が見つかり、地表の土壌と同じぐらい多様だと分かった。「ササラダニ」などのダニの仲間やハエの仲間、「カニムシ」は、樹上と地表で種類が大きく異なっていたという。
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