パナマ大統領選、元外相が勝利 米国移民問題に影響も
【サンパウロ共同】中米パナマで5日、コルティソ大統領の任期満了に伴う大統領選が行われ、地元メディアは中道右派、目標実現党(RM)などの政党連合から出馬したホセ・ラウル・ムリノ元外相(64)が勝利したと報じた。
パナマは南米から陸路で米国入りを目指す移民の通り道となっている。ムリノ氏は移民流入を防ぐため、コロンビアとの国境にあるジャングル地帯「ダリエン地峡」の封鎖を唱えており、米国の移民問題に影響を及ぼす可能性がある。
8人が立候補し、経済対策や汚職問題が主な争点となった。選挙管理当局によると開票率87%で、得票率はムリノ氏が34%。
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