後援会の政治資金透明化で一致 自公、支出公開を厳格に

共同通信 2024年5月8日 21:26
 国会内で開かれた自民党と公明党の実務者協議=8日午後
 国会内で開かれた自民党と公明党の実務者協議=8日午後

 自民、公明両党は8日、自民党派閥の政治資金パーティー裏金事件を受けた政治資金規正法改正の実務者協議で、支出公開基準の緩い「その他の政治団体」の資金の透明化を図る方向で一致した。支出公開の厳格化を想定する。自民の茂木敏充幹事長や棚橋泰文元国家公安委員長の後援会で多額の資金の使途が分からなくなり、問題視されていた。パーティー券購入者名の公開基準引き下げ、政策活動費の使途公開では折り合えず、9日午前に引き続き協議する。

 茂木氏らの例では規正法上の支出公開規定の違いにより、政治資金の流れをチェックできなくなっていた。

RECOMMEND

あなたにおすすめ
Recommend by Aritsugi Lab.

KUMANICHI レコメンドについて

「KUMANICHI レコメンド」は、熊本大学大学院の有次正義教授の研究室(以下、熊大有次研)が研究・開発中の記事推薦システムです。単語の類似性だけでなく、文脈の言葉の使われ方などから、より人間の思考に近いメカニズムのシステムを目指しています。

熊本日日新聞社はシステムの検証の場として熊日電子版を提供しています。本システムは研究中のため、関係のない記事が掲出されこともあります。あらかじめご了承ください。リンク先はすべて熊日電子版内のコンテンツです。

本システムは「匿名加工情報」を活用して開発されており、あなたの興味・関心を推測してコンテンツを提示しています。匿名加工情報は、氏名や住所などを削除し、ご本人が特定されないよう法令で定める基準に従い加工した情報です。詳しくは 「匿名加工情報の公表について」のページ をご覧ください。

閉じる
注目コンテンツ
全国のニュース 「政治」記事一覧