シリア男性を難民認定判決 「迫害の恐れ」名古屋地裁
シリアで兵役に就かずに反政府運動に参加し、2019年に来日したシリア国籍の30代男性が、日本政府に難民認定を求めた訴訟の判決で、名古屋地裁は10日までに「帰国すれば迫害を受ける恐れがある」とし、難民と認めるよう命じた。9日付。これまでにシリア人が出入国在留管理庁に難民認定された例はあるが、代理人弁護士は、判決では全国で初めてとしている。
剣持亮裁判長は、男性が帰国した場合、逮捕・拘禁されて過酷な扱いを受けたり、兵役に就かされて戦争犯罪や重大な人権侵害に関与させられたりする可能性があると指摘。「政治的意見に基づき迫害を受ける恐れがある」と認め、難民に当たると結論付けた。
RECOMMEND
あなたにおすすめPICK UP
注目コンテンツNEWS LIST
全国のニュース 「社会」記事一覧-
殺人容疑で実行役再逮捕へ 夫婦焼損遺体、計4人に
共同通信 -
大型無人機、嘉手納に飛来 米軍、10月まで一時展開
共同通信 -
スパイ容疑で拘束の研究者解放を 中国政府に要請、友人らが声明
共同通信 -
米軍大型無人偵察機が嘉手納に飛来
共同通信 -
バクにかまれ、女性飼育員が重傷 群馬サファリパーク、富岡
共同通信 -
万博会場爆発、通報は4時間半後 大阪市消防局が鹿島を指導
共同通信 -
95事件、304人の情報流出 鹿児島県警、巡査長を起訴
共同通信 -
邸宅侵入と窃盗疑いで警部補逮捕 静岡県警、空き家から楽器など
共同通信 -
「王将」事件公判で無罪主張へ 田中被告の弁護人
共同通信 -
身寄りない遺体の実態調査へ 厚労省、自治体手続き統一されず
共同通信