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こうのとりのゆりかご

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ゆりかごの5年 熊本市の検証から
2012年5月4日~5月6日
(上)出自知る権利保障を 実親情報の確保も促す
(中)相談体制は徐々に拡充 母子の安全…国は積極関与を
(下)柏女霊峰教授(元県検証会議座長)に聞く評価・課題

「こうのとりのゆりかご」-運用開始から3年-
2010年5月8日
 親が育てられない子を受け入れる慈恵病院(蓮田太二理事長、熊本市)の「こうのとりのゆりかご(赤ちゃんポスト)」が、2007年5月の運用開始から10日で丸3年を迎える。この間、公表分だけで51人(09年9月末現在)が預けられる一方、有識者による検証会議が妊娠や出産、養育をめぐる社会的な課題を指摘。同市が児童相談所をことし4月開設し、地元自治体の態勢も変化した。積極的な関与を求める声が根強い国の動向など、「ゆりかご」が投げ掛ける課題をまとめた。

熊本市が児童相談所を設置 国関与は依然消極的
「世論の理解広がる」 慈恵病院 田尻由貴子看護部長
識者に聞く 関西学院大大学院教授 才村純氏 「相談、保護国は具体的方策を」
識者に聞く 矢満田社会福祉士相談室主宰 矢満田篤二氏 「愛情深く里親、養子縁組へ」
親子関係「取り戻せるように」 県中央児童相談所三島雅史さん

検証「ゆりかご」委員に聞く
2009年11月28日~11月30日
(上)あゆみ保育園主任保育士・田中昭子さん(64)
(中)弁護士・前県人権擁護委員連合会長・高木絹子さん(56)
(下)日本子ども家庭福祉学会長・柏女霊峰さん(57)

「ゆりかご」2年目の課題
2008年6月27日
 「こうのとりのゆりかご(赤ちゃんポスト)」が二年目に入った。「ゆりかご」の登場は家族の在り方や子育て観を揺るがすほどの衝撃を社会に与え、慈恵病院(熊本市、蓮田太二理事長)が計画を公表した直後から賛否両論が飛び交った。「ゆりかご」は現代社会の有り様を鋭く問い掛ける存在だが、同時に今の法や制度の中で位置付けられない存在でもある。「ゆりかご」が望まない妊娠や経済的に困窮する親を救い、社会的養育システムの充実に向けた呼び水となるのか。これからの課題を探った。

利用状況 預けられた子17人 熊本市、時期など公表せず
行政の役割 国の関与求める声
養育システム 満杯、人材不足も
情報公開 公表限定、議論深まらず
相談窓口 悩み掘り起こすも、個別支援が課題に
山縣文治・大阪市立大教授に聞く

17人の波紋
2008年5月21日~5月22日
(上)見えない動機 事実覆い隠さないで
(下)子どもたちは今… 少ない情報…現場に重圧も

揺れた1年
2008年5月1日~5月5日
(1)救い求め全国から相談
(2)「犯罪」に当たらぬ行為 親への“糸”たどれず
(3)自分は何者か 「出自知る権利」手探り
(4)キリスト教精神に基づく設置 すべての命受け入れ
(5)開示されない情報 社会的議論深まらず

「性と生の交差点」ご意見を募集しています
 連載中の企画「子ども今 ゆりかご発」第2部の「性と生の交差点」は、教師や医療関係者、市民団体、大学生らの活動を通じ、子どもたちの性の現状や教育現場の苦悩、課題を報告しています。皆様のご意見をお寄せください。あて先は、〒860-8506 熊本市世安町172 熊日暮らし情報部。
メール:kurashi@kumanichi.co.jpでも受け付けています。

ゆりかご発「子ども 今」 第2部 性と生の交差点
2008年3月30日~4月5日
(1)女子の本音 低年齢化する性体験 「つい流されて…」
(2)男子の本音 教科書は「周りの失敗談」
(3)母体の安全 中絶、感染症…女性に痛み
(4)教育<上> 発育に応じ“言葉選び”
(5)教育<下> 理想と現実 差に悩み
(6)家庭の役割 正しい知識で子と向き合う
(7)先生は大学生 身近な存在が伝える力
(番外編)読者の投稿から 身近に相談できる人を

動画 動画
【「ゆりかご」開設1年で会見(2007/05/21)】
・熊本市長の会見
・蓮田理事長の会見
「ゆりかご」運用開始(2007/05/10)
慈恵病院が模擬シーン公開(2007/05/01)
「こうのとりのゆりかご」完成(2007/05/01)
幸山熊本市長定例会見(1)妊娠に関する相談窓口について(2007/04/25)
設置許可で慈恵病院会見(2007/04/05)
幸山熊本市長が設置を許可(2007/04/05)
潮谷知事定例会見 県の対応(2007/03/27)
幸山熊本市長定例会見 許可の時期(2007/03/26)
幸山熊本市長会見 厚労省への確認(2007/03/08)
幸山熊本市長定例会見から 熊本市の対応(2007/01/19)

ゆりかご発「子ども 今」 第1部 命の出発点
2008年1月26日~1月29日
(上)「飛び込み出産」の現実 母子に死の危険も
(中)仕事に追われる妊婦 深夜帰宅、残業続きの末…
(下)大きい経済的負担 妊婦健診の補助充実を

子育てが苦しい
2008年12月25日~12月29日
(1)生活苦 仕事がない…募る不安 定職ない夫、夫婦げんか絶えず
(2)孤立する母親たち 話相手探し、公園を転々
(3)冷たい社会 泣き声に「うるさい」
(4)大人になれない 子どもよりも「自分」優先
(5)「みんな家族」 許し合い助け合う関係で

新しいきずな
2007年11月20日~11月28日
(1)特別養子縁組 不妊治療12年…男児迎え 「産むこと 別でいい」
(2)子ども手放した母 本当に良かったのか… 心の葛藤 整理つかず
(3)里親 家庭的環境で育てたい
(4)漠然とした不安 “モノ”扱いされる感覚
(5)真実の告知 「わたしのこと、教えて」
(6)里親の会 自分たちの声を社会へ
(7)都認定「ファミリー」  「呼び名は何でもいい」

命と絆の問い掛け 「ゆりかご」半年
2007年11月9日~11月11日
(上)崩れた“想定” 多様なケース 葛藤続く
(中)予想上回る電話相談 支援を阻む匿名の壁
(下)分かれる賛否 「出自知る」保障されず

親と離れて―施設からの報告
2007年10月3日~10月9日
(1)命を託す(上) いつか家族一緒に…やむを得ぬ事情で乳児院へ
(2)命を託す(下) 職員不足…保育に限界も
(3)自分の足で 当たり前の家庭築きたい
(4)故郷を思う  人に負けない生活を
(5)虐待で高まる入所率 親への対応にも苦慮
(6)家庭的な養護 「帰ってこれる場所に」

妊娠に揺れて
2007年8月30日~9月6日
(1)誰にも言えず(上) 10代の娘が「もしや」 あの病院なら頼りに
(2)誰にも言えず(下) 皆が幸せになるように
(3)15歳の母(上) 出産反対の両親と葛藤
(4)15歳の母(下) 情報あふれ「性」日常化
(5)1人で育てる DV、出産、そして離婚
(6)相手任せ 避妊したはずなのに
(7)緊急メッセージ 一人で悩まず「SOS」を

私の見方
2007年8月1日~8月9日
(1)大日向雅美恵泉女学園大教授 子育て支援の現状浮き彫り
(2)瀬戸致行さん 産婦人科医 望まない妊娠、防ぎたい
(3)県里親協議会長 西輝男さん もっと具体的な情報公開を
(4)フリー・ザ・チルドレン・ジャパン熊本代表 津田美矩さん
(5)県助産師会副会長 田邉悦子さん だれかに相談する勇気持って
(6)九州看護福祉大准教授 久佐賀眞理さん 若者の実態向き合い応援
(7)いいお産とおっぱいを考える ぐる~ぷ・だっこ代表吉田結貴さん SOS発信し理解者確保
(8)ケアの在り方考える好機 熊本大大学院教授 高橋隆雄さん

「3人」の衝撃
2007年6月18日~6月19日
(上)1カ月に…多過ぎる “想定外”続き 関係者も危ぐ
(下)妊娠めぐる現実厳しく 専門家「社会全体で考えるべき」

ドイツの現状 (現地ルポ)
2007年4月26日~4月30日
(1)推進キャンペーン 合法化の議論進まず
(2)設置者たちの思い 捨て子減らし「命」守る
(3)匿名出産 どの病院でも原則可能
(4)受け皿 支援体制整う養子縁組
(5)市民の受け止め 匿名性、影響…今なお賛否

いのちの受け皿
2007年4月6日~4月7日
(上)命を救え…苦悩の判断 熊本市、運用面の課題何度も協議
(下)相談が救済の第一歩 関係機関 赤ちゃん“集中”懸念

揺れるいのち 赤ちゃんポストのメッセージ
2006年12月10日~12月23日
(1)助産師の苦悩 心で何度も「ごめんね」
(2)置き去り…名前すら授けず 生と死隣り合わせ
(3)妊娠かっとう相談 受話器の向こうに“二つの命”
(4)親の「事情」 相談できず、追い詰められ…
(5)施設で育った子ども 歩んできた道に恩返し
(6)特別養子縁組 縁あって…精いっぱいの愛情
(7)里親制度 「今は、すべての人に感謝」
(8)男性不在 子捨て、殺害…責めは女性に
(9)性教育 無防備な若者…学校には限界
(10)大阪大特任研究員・阪本恭子さんに聞く なぜ「必要」か考える契機に

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