各部門最優秀賞者が演奏会

澄んだ歌声で合唱する東町中=熊本市民会館(横井誠)
 第四十回熊日学生音楽コンクールの各部門最優秀賞者による演奏会が二日、熊本市花畑町の同市民会館であり、個人部門八人と合唱二校が出演。約千人の聴衆を前に、独唱やバイオリン、ピアノなどでコンクールの課題曲などを披露した。熊日主催、日本製紙協賛。

 個人部門で熊日大賞を受賞した江上実里さん(18)=済々黌高三年、ピアノ=は、本選で演奏した「リゴレット パラフレーズ」など二曲を情感を込めて演奏。合唱部門の熊日大賞、熊本市立東町中は顧問の上野正直教諭(43)指揮で「雪が降る」などを合唱、清涼感あふれる歌声を響かせた。最後に約八十人の出演者全員で「千の風になって」を合唱した。

 四十回を記念し、第十三回の最優秀賞受賞者でベルギー在住のソプラノ歌手正木裕子さん=熊本市出身=が招かれた。歌人安永蕗子さんの作品に在イタリアの作曲家日野原秀彦さんが曲を付けた「男(を)の町」を“初演”したほか、フランス歌曲などを聴かせた。

 同コンクールは、クラシック演奏家をめざす県内小中高校生を対象に、一九六八(昭和四十三)年に初めて開催。今回は個人部門に四百八十五人、合唱の部に二十六校が出場した。

 第四十一回の今年は、小学生ピアノ一次予選の要項を五月、その他は八月に発表する。(勝木みゆき)


熊本日日新聞 2008年2月3日朝刊掲載
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