バスは、鹿児島県いちき串木野市の「山光交通」所有。乗客乗員43人のうち、添乗員の今林健二さん(39)=福岡市東区=が胸を強く打ち死亡した。乗客ら2人が重傷、9人が軽傷。
県警高速隊によると、トンネル内の走行車線には、先行車から落下したとみられる毛布約10枚が100メートルにわたって散乱。トラックが毛布を避けようと車線変更した際、右後部が追い越し車線を走行中のバス左前部とぶつかったらしい。トラックを運転していた2等陸曹(44)は「毛布が人に見え、ハンドルを切った」と話しているという。
山光交通によると、バスの運転手(64)は「自衛隊のトラックが急ハンドルで車線を変更してきた」と話しているという。乗客は大型小売店が無料招待した日帰りツアーの参加者で、同日午前6時半ごろ、いちき串木野市を出発。佐賀県の祐徳稲荷神社や嬉野温泉などを巡る予定だった。山光交通の山崎典男社長(63)は「事故のニュースを知り、びっくりした。なぜうちのバスに…」と話した。
自衛隊のトラックは、えびの駐屯地(宮崎県えびの市)の第8師団第24普通科連隊の所属。訓練のため、熊本市の健軍駐屯地に向かっていた。
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