地域の魅力を再発見し、住民と一緒にまちづくりを考える熊本日日新聞社の地域交流事業「地域とともに こんにちは熊日です」の第八弾が五日、山鹿市の八千代座を主会場にあった。関連イベントも含め約五百人が参加。市、市教委、県鹿本地域振興局後援。メーンの地域フォーラムで中嶋憲正市長は、六月に鞠智城を主会場に自転車の国際大会「ツールドアジア」を開催すると述べた。
「湯の恵みと伝統文化を生かしたまちづくり」と題したパネルディスカッションがあった会場=5日、山鹿市の八千代座(植山茂)
ツールドアジアには東アジア四カ国二十チームが出場予定。国営公園化を目指す取り組みが進む鞠智城をスタート、山鹿市内を自転車で周回する。大会を契機に市は、アジアを主眼に山鹿を世界にPRするための観光基本計画の策定を急ぐ。
地域フォーラムでは、日本政策投資銀行地域振興部参事役の藻谷浩介氏が「100年後に遺す山鹿のまちづくり」と題して基調講演。人口減少時代の戦略として(1)その地域でしか作れないハイセンスで少量、高単価のブランド商品を売る(2)美しい自然環境と統一感のある景観づくりにこだわる女性や若い世代が現場をリードすることで「他地域からの人口流入を狙うべきだ」と述べた。
続いて、熊日の松永幹夫編集局長がコーディネーターを務め、中嶋市長ら五氏が「湯の恵みと伝統文化を生かしたまちづくり」をテーマにパネルディスカッション。「山鹿の歴史を演劇にして八千代座で上演しては」などの意見が出た。
次回の「こんにちは熊日です」は七月二十一日に宇土市で開く予定。(太路秀紀)
※十三日付朝刊にフォーラム詳報を掲載します。
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