「地域とともに こんにちは熊日ですin人吉」があった25日、人吉市内で各種イベントが開かれた。
地域フォーラムのパネリストが地域づくりのキーワードと考えた文字を書いた人吉高書道部員=25日、人吉市の人吉カルチャーパレス(小野宏明)
メーン会場の人吉カルチャーパレスのステージでは、児童による球磨神楽や合唱、大庭照子さんのコンサートがあった。人吉高書道部はベニヤ板に「人」「歴史遺産」などと書くパフォーマンスを披露した。
ロビーでのふるさと写真館では、昭和20~30年代の様子を収めた38点を展示。立石留男さん(84)=人吉市=は、気象観測の仕事でかかわった人工降雨実験の写真を見つけて懐かしそう。SL写真展には、写真店経営の源島浩一さん(65)=同市=が撮影したD51など59点がずらり。人吉球磨地区中体連写真展もあった。
「新聞エコバッグ作り教室」は、古新聞を使い1カ月分の新聞を収納できる手提げ袋を製作。多良木町の溝口千穂さん(58)は「日ごろからエコを意識して生活している。バッグ作りも続けたい」。
「肥後こまお守りストラップ作り教室」では、約3センチほどのこまに思い思いの色を付けた。ウンスンカルタ体験会に参加した、あさぎり町の岡原小3年井上もなみさんは「勝負をかけて勝ったときが最高」とにっこり。屋外では「障がい者施設作品展示即売」やJAくま特産市があった。
青井阿蘇神社では、民間団体「九州さがらヒストリア」が体験学習プログラムを開催。還暦記念で訪れた米村達郎さん(60)、敬子さん(60)夫妻=菊池市=は狩衣[かりぎぬ]、緋[ひ]色のはかまに着替えて参拝、「一生に一度の経験。なんだか若返ったみたいです」。(山口尚久、河内正一郎、岩崎健示)
●人吉駅の鉄道遺産に興味深々
「こんにちは熊日ですin人吉」の関連イベントとして開かれたJR人吉駅の鉄道遺産見学会には、熊本市や菊池市などからも含め48人が参加。約100年前に作られた石造りの機関庫や転車台で方向転換するSL人吉を見学するなど鉄道の歴史に触れた。
機関庫内でSLを見学する人吉駅鉄道遺産見学会の参加者=人吉駅(植山茂)
SL人吉の運行や肥薩線全線開通100周年を受け、元国鉄職員らが4月に結成した人吉鉄道観光案内人会の主催。元機関士の会員がSLが動く仕組みを解説し、近代化産業遺産に指定されている機関庫を案内した。
石積み3連アーチの出入り口や機関車が吹き出す蒸気の音に参加者は興味津々。黒肥地[くろひじ]小5年の久保田安唯亜[あいあ]さん(多良木町)は「車輪が大きくてビックリ」と話していた。(河内正一郎)
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