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こんにちは熊日です

農畜産物のブランド化 市場調査、PRへ推進室 菊池市長

 菊池市の福村三男市長は8日の「地域とともに こんにちは熊日ですin菊池」の地域フォーラムで、同市の豊かな農畜産物のブランド化を推進し、農業生産額をアップさせる考えを示した。そのために来年度、農林振興課内に新たに専門セクション「菊池ブランド推進室」(仮称)を設置。市場調査や商品PR、国・県の事業や研究機関の情報収集などに当たらせる。

 九州農政局の調査によると、06年度の同市の農業生産額は約282億円で八代市に次いで県内第2位。うち肉牛や乳牛などの畜産関係は約194億円と、第2位の阿蘇市の3倍以上を誇る。

 一方で、同市の農業生産額が農業県・熊本の中でもそこまで優位な位置にあることは、市民の間にすら浸透しているとは言い難く、PR不足は議会などでも指摘されてきた。

 量だけでなく質でも菊池市には優れた素材がある。同市を含む08年産の熊本・城北地区のヒノヒカリは、日本穀物検定協会の食味ランキングで新潟・魚沼地区のコシヒカリなどと同等の「特A」評価を受けた。七城地区では同年産から、地区全体で化学肥料や農薬の使用量を減らし、特別栽培米の認定を受けるなど「安心・安全」への取り組みも進む。

 ブランド推進室は、こうした点でのPRを効率的に行えるよう戦略を策定。ブランド力アップで菊池市産農畜産物の市場価格を上げ、農家の生産意欲向上、生産額増の循環につなげたい考え。

 また、同市の農畜産物のファンを増やすことで市外からの興味・関心を増し、観光客増や企業誘致促進へ、すそ野を広げたいとする。(太路秀紀)



熊本日日新聞 2009年11月09日

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