ダム、下流域の意思次第 治水方向性、早く結論を 【元五木村長・和田拓也氏】

熊本日日新聞 2020年10月27日 00:00
◇わだ・たくや 1967年、五木村役場入庁。建設課長、企画振興課長、助役などを経て、2007年の村長選で初当選した。翌08年に蒲島郁夫知事が川辺川ダム建設計画の白紙撤回を表明。ダム計画に翻弄される村の再建に尽力した。3期12年務め、19年退任。同村在住。73歳。

 7月豪雨で氾濫した球磨川の治水対策として、再び注目を集める川辺川ダム建設計画。水没予定地を抱える五木村は静観の構えだ。2019年まで12年間、村長を務めた和田拓也氏は「村をこれ以上翻弄[ほんろう]しないためにも早く結論を出してほしい」と訴...

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