熊本大「音楽ホール」一般利用を開始 「学生と地域住民との交流の場に」
熊本大(熊本市中央区)は、教育学部音楽棟1階にある「音楽ホール」の一般利用を始めた。音楽教室などの発表会やコンサートといった幅広い活用が見込まれ、同学部音楽科教育講座の山﨑浩隆教授(62)は「学生と地域住民との交流の場になってほしい」と話している。
音楽ホールは約76平方メートル(ステージ25平方メートル、客席51平方メートル)。最大70席を設置でき、スタインウェイ社製のグランドピアノや5台のスピーカー、マイクや音響ミキサーなどを備えている。客席背後の壁面には遠隔操作で画角などを変えられるカメラが据えられており、リアルタイムでの動画配信も可能。8K対応のプロジェクターやスクリーンもあり、映画の上映会などにも活用できる。
もともとは合奏室兼楽器庫として使っていたが、雨漏りするなど老朽化が進んだため、2022年度に改修し音楽ホールにリニューアル。授業などに使われてきたが、3月から一般向けにも開放した。
利用料は1時間2500円。希望者は同大ホームページから申し込む。(緒方李咲)
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