日欧、経済安保で合意 中国念頭に調達依存回避
【パリ共同】日本と欧州連合(EU)は2日、半導体を含む戦略物資の調達などの経済安全保障分野で、中国を念頭に特定国に調達を依存しないことなどで合意した。日本政府が、パリでの閣僚級の日・EUハイレベル経済対話後に共同声明を発表した。
経済対話には日本から上川陽子外相と斎藤健経済産業相、EUからはドムブロフスキス上級副委員長が出席。共同声明は、戦略物資を特定の供給源に依存している状況を「武器化」する動きに「深い懸念」を表明。「透明、強靱かつ持続可能なサプライチェーン(供給網)の構築」の推進などを盛り込んだ。
RECOMMEND
あなたにおすすめPICK UP
注目コンテンツNEWS LIST
全国のニュース 「経済」記事一覧-
東京円、155円台後半
共同通信 -
全漁連通販で最大1万9千人分の顧客情報流出疑い
共同通信 -
北海道東部―首都圏間に定期航路 18年ぶり、十勝港発着
共同通信 -
電事連「原発依存度低減」削除を 林会長、エネ基本計画の改定で
共同通信 -
中国、在庫住宅を買い取りへ 副首相が表明、不動産不況対策で
共同通信 -
夢洲延伸、90円の上乗せ認可 大阪メトロ、万博会場の直結駅
共同通信 -
万博施設にごみ由来のガス供給 大阪ガス、人工島で実証実験
共同通信 -
最低賃金の1500円目標前倒し 自民「30年代半ば」待たずに
共同通信 -
中国、不動産開発投資9・8%減 1~4月、新築販売額は3割減
共同通信 -
半導体の人材、8千人規模に拡大 ワールドHD、技術者需要が旺盛
共同通信