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財産か、ただの「石」かの瀬戸際 各地の災害伝承碑 その場所に立つことに意味が<大阪大学・杉本めぐみ准教授>
自然災害伝承碑を研究テーマの一つとしており、3月に1週間ほどかけて東日本大震災の被災地をフィールドワークで巡った。岩手県宮古市には1933年の大津波後に建てられた有名な石碑がある。刻まれた「此処(ここ)より下に家を建てるな」との教訓を住民が守り、大震災時に被災家屋がなかったことで注目を集めた。
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